夜勤専従看護師

看護師不足の実情



看護師や介護士といった医療関連の仕事は、以前から人手不足であるといわれています。 人手不足だということは需要が高いということがいえますが、実際に職務に就いたときに仕事がハード過ぎるのではないか、と不安を抱える人も多いようです。

これから看護師の仕事に就きたいと考えている人のために、こちらでは看護師の人手不足の現状や原因などについて深く掘り下げ、ご紹介しています。


看護師不足の実情を教えて!

離職率は下がりつつあるが今もなお人手不足は続いてる

看護師は長い間人手不足であり、医療業界は深刻に悩んでいると報じられてきましたが、現在は人手が足りているとまではいかないものの、離職率は下がりつつあるようです。

すべての職業全体で考えても、看護師だけが高いというわけではないため、離職率においてはさほど高いわけではないと考えてよいと思います。


では、看護師は足りているのか?と考えたときに、地域によってかなりの差があるというデータが出ているそうです。

九州地方と首都圏を比較すると、人口に対する看護師の数が首都圏の場合かなり少ないようで、まだまだ看護師は不足しているということがわかります。

看護師を目指す若者は増加傾向にある



看護師が不足しているというと、看護師になりたい人が少ないのでは、と考えてしまいますが、看護学校への進学を希望する若者は増えている様子。

ただ、看護学校の数が西日本と東日本を比較すると、西日本に多く設立されている傾向にあるため、これも首都圏に看護師が不足する一因となっているようです。

看護師不足は深刻な問題を引き起こす

看護師が不足してしまうと、1人あたりの業務量が増えて看護師に負担がかかるという問題もありますが、それが重大な医療ミスを引き起こしたり、人手不足によって患者に適切な処置が行えないといった問題が起こる可能性が高まります。

看護師が足りないために新たな患者を受け入れることができない「受け入れ拒否」が発生してしまうなど、実に深刻です。


看護師不足の原因とは



生活環境が変わって働き続けることができない

結婚や出産によって家庭と育児の両立をすることが難しく、辞めざるを得なくなる人が多いことが、看護師不足の大きな原因だと考えられます。

特にフルタイムで夜勤のある医療施設で働く看護師の場合、子どもがいて夜家を空けることが難しいというケースが多いです。

医療施設が増え、必要とされる看護師の数が増えている

病院やクリニックで看護師が必要であることはもちろんなのですが、最近は高齢化が進んだことによって介護施設などがたくさん作られています。

介護施設にはその規模によって配置しなければならない看護師の人数が決まっているため、これらの施設が増えるほど看護師の人員も必要となります。

人手不足のところにさらなる看護師が求められていることが、看護師不足を助長させているといえるでしょう。

激務による離職率が高い



前述したように、もともと看護師が不足している現状にあるため、1人あたりの業務量が増え、激務によって心身ともに疲労が溜まり、健康を害して勤務を続けられなくなるということも、看護師不足をさらに助長している原因です。

激務であるということだけでなく、人間関係に悩んだり、業務におけるストレスなど、心因的な要因が原因で離職する看護師も少なくありません。


看護学校を出て新人看護師として就職する人の数よりも、体調不良などによって離職する看護師の数のほうが多いため、人員不足が解消されないのです。

夜勤のある看護師の場合、生活リズムが一定でないことから体調管理が難しいことに加え、1人あたりの業務量が増えてしまうと、心身ともに大きな負担がかかります。


さらに人手不足によって満足に休みが取れない医療施設もあるようですので、体を壊してしまうのもうなずけます。

また、最近は介護施設で働く看護師も増えてきていますが、介護施設の場合、認知症患者など意思疎通が難しい患者の看護を行わなければならないこともあり、こうした患者の看護に自信をなくしてしまうことも、離職してしまう要因となっているようです。

看護師不足の要素「9K」とは?

マイナス要素の多い職業を「3K」で表すことがありますね。

この場合の3Kとは、「きつい」、「汚い」、「危険」ということで肉体労働者や一般的に人気のない仕事を挙げる際に使われる略語ですが、看護師はその3Kを超えた「9K」という9つの要素が人手不足につながっているといわれています。


先に挙げた「きつい」「汚い」「危険」のほか、「規則が細かい」、「休暇がない」、「給料が安い」、「婚期が遅れる」、「化粧が乗らない」、「薬に頼りがちになる」という7つの要素を合わせて「9K」であるとのこと。

給料においては、昔と比べると待遇面が考慮されるようになり、比較的高給が期待できる医療施設もあるようですが、それでも1人あたりの業務量を比較すると満足できる金額ではないと考える看護師が多いようです。


看護師不足は今後も続くの?



医療施設によっては看護師数が足りているところもある

看護師が不足しているというと、すべての医療施設で不足しているというイメージを持ちますが、医療施設によっては看護師の数が十分足りているというところもあります。

入院や救急のない、日勤のみの一部のクリニックは家庭を持っている人でも比較的働きやすいため、看護師が安定して働けるようです。

また夜勤のある医療施設でも、看護師の人員がある程度確保されており、人間関係が円滑で、ブランクのある看護師へのサポートが充実しているところは看護師の定着率がよいといわれています。

「潜在看護師」の数が圧倒的に多い

看護師として働いている人の数は、全国で数10万人いるといわれていて、さらに毎年1万人の看護師死亡者が国家資格に合格しています。

しかしその一方で、50万人もの人が看護師免許を持っていても仕事をされていないという現実もあります。 これらの「潜在看護師」が再就職をし、看護師として復帰してくれれば、看護師不足は劇的に改善されるでしょう。

勤務待遇や体制を整えることが看護師不足の解消につながる

潜在看護師の復帰をうながしたり、現職の看護師の定着率を高めるためには、勤務環境の改善が大きく求められています。

実際に多くの医療施設でさまざまな取り組みが行われていて、実際に少しずつ看護師不足が解消されているケースもあるようです。


例えば、家庭を持っていて子どものいる看護師でも安心して働けるよう24時間開園している託児所や保育施設を設けたり、ブランクのある看護師のために研修制度を充実させる、給料を上げたり賞与を設けるなど、改善できることはたくさんあります。

すぐに全てのことに取り組むのは難しいですが、少しずつ看護師が安定して働ける環境を作っていくことで、看護師不足は改善していくのではないでしょうか。


もちろん、看護師自身が長く働ける職場を見つける場合も、こうした職場環境の充実を図っている医療施設を探すことが大切です。

まとめ

  • 看護師不足は解消されていないが、離職率は低下傾向にある
  • 看護師不足の原因は就職する看護師よりも離職する看護師が多いことが原因
  • 看護師の離職理由は、激務や心因的要因、勤務時間などさまざま
  • 潜在看護師が復帰すれば、看護師不足は劇的に解消される
  • 看護師が安定して働けるようにな職場環境の改善に努めることが重要

夜勤専従看護師に強い求人サイトは?  詳しくはコチラ

このページの先頭へ